狂犬病予防・混合ワクチン

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狂犬病予防・混合ワクチン

生駒地域は日本有数のノミとマダニ多発地帯

8種混合以上のワクチン接種を
おすすめします

当院のある生駒地域は、日本有数のノミとマダニ多発地帯です。六甲山から生駒山麓にかけての山あいはバベシア危険地帯だと獣医の教科書に載るほど、マダニや寄生虫に注意が必要な地域です。バベシアはマダニから移る感染症で、人間でいえばマラリアのようなものです。

またこの地域にはネズミも多く生息し、ネズミを原因とする病気で亡くなった事例も何件か診ています。当院ではこれらの病気に備え、ワクチン接種をおすすめしています。

生駒地域の特殊性も鑑み、暖かい時期だけでなく通年投与が当たり前になって欲しいという願いから「そのワクチンは何のためのものか」を伝える啓蒙活動をしています。

接種時の注意点と副反応

ワクチン接種後、まれに副反応が現れることがあります。一般的な副反応としては、接種部位の腫れや痛み、軽度の発熱、食欲不振などが挙げられます。通常、これらの症状は数日以内に改善しますが、重篤な症状が見られた場合は速やかに当院までご相談ください。

また、接種後は安静にし、激しい運動やシャンプーは控えることをおすすめしております。

狂犬病ワクチンと混合ワクチンの違い

混合ワクチンは任意接種であり、飼い主さまの判断で接種を行いますが、狂犬病ワクチンは法律で毎年の接種が義務付けられています。

狂犬病は人にも感染する人獣共通感染症であり、発症すると致死率が非常に高いため予防が重要です。
混合ワクチンと狂犬病ワクチンは異なる目的を持つため、両方の接種が推奨されます。